まちなか山荘

大型店舗が近い松本市内の住宅街に建築延べ面積29坪の、年中山岳登山に夢中のご夫婦の暮す家があります。シンプルな デザインの外観と趣の異なる家の中は、アルプスのヒュッテを髣髴させる贅沢な空間が広がります。

玄関からの長い土間の突き当たりにある暖炉は、この家のシンボルであるだけでなく、冬期中ヒーターとして威力を発揮しています。 暖炉正面にＬＤＫがあり南側一面の大きな窓からは、沢山の愛情が注がれた菜園が見渡せ、またリビング西側一面は収納棚が 特注木製扉の後ろに隠れています。

山仲間が頻繁に集う広いＬＤＫの中心部にある階段は、ステップ幅が広く大人2人が並んで座れ、階段下空間はオーディオ＆ ＰＣスペースです。梁組が美しい吹き抜け空間はご夫婦の山岳ギアの収納空間として利用されています。登山やスキーで濡れて しまった山岳ギアを乾かすのにこの空間が活用されています。

趣味関連のギアがとかく多いご夫婦ですが、収納スペースを多く造ることで、道具が部屋に溢れることなくすっきりした生活を 送っていらっしゃいます。テレビのいらない大人の贅沢な時間を満喫されています。